みなさんこんにちは!板橋区で美容師をしているmune3です。
私のプロフはInstagramを参照 こちら
年間約1000人ほど白髪ぼかし施術をしている私ですが、白髪ぼかしをしていく過程の中で髪がツヤツヤになっていく方がほとんどなんですね‼︎
もちろん施術にこだわっているのでその成果というのもあるでしょうが、お客様に口頭でアドバイスして実践していただいていることがあります‼︎
世の中の女性の髪の毛を綺麗にしたいと思い日々美容業をやっているのですが、ブログ発信することで全世界のお客様へ実践していただくことができると考えたのでこちらに記載します‼︎是非参考にして実践し、半年後には髪のコンディション良くなった‼︎と実感できるような日々を送りましょう‼︎では目次。
まず髪の本質を知る
女性の憧れであるツヤツヤ、サラサラな髪。休日に買い物に出かけた時、オフィスへ向かう通勤中、大学や高校の先輩
すれ違った時に、「あの人綺麗だな」と1度は思ったことがあるのではないでしょうか?
振り向いた時視界に飛び込んでくる女性像の中に、サラサラなびく綺麗な髪もいるはずです。
サラサラな髪のあの魔力…
男性なんかイチコロです。後ろ姿だけでも男性を惹きつけることができるツヤサラ髪の威力。
そんな後ろ姿美人にさせる○つの方法を、プロの目線からお伝えします!
重要な話の前に、大前提としての事実をお伝えします。
髪の毛は
【死滅細胞である】
と言うことです。
人の皮膚や他の組織は傷がついてもいつかは治ります。
ですが髪は毛穴から生えてきたその瞬間から自己再生、修復機能を備えておらず、傷んだ部分は切り落とすまでそのままです。
私たちが普段行なっているトリートメントは【修復】では無く【ダメージの予防、補修、保湿】です。
どんなトリートメントも髪を修復することはできません。
ですから傷ませない。がとても大切なわけです。
負荷をかけず髪に少しの愛情と時間を費やしてあげることで傷まない状態をキープする。ここがとても大切なのです。
髪の取扱説明書その①
それを踏まえた上で…
取説その①
きちんと乾かす
お風呂から出たらきちんと乾かして下さい。
過剰なブラッシングも厳禁です。
皆さんも1度は聞いた事のあるであろう髪の(キューティクル)という外皮は、水を含むと開きます。
キューティクルが開くと中の組織が流出しやすく、カラーリングの褪色も早まります。
何より開いたキューティクル自身が何かに引っかかった際に剥がれてしまい、髪の毛が無防備な状態になります。
摩擦に非常に弱い状態なので、このまま寝てしまったらキューティクルはズタボロになってしまいます。
半乾きもNGで、キューティクル自体は髪の水分量を調整する役割も兼ねています。
半乾きでは適正な水分量でないのでキューティクルは閉じてくれません。
焦げ臭くなるまでカラカラにドライする必要はありませんが触って湿り気のない状態まではきちんと乾かしてあげて下さい。
アウトバストリートメント(オイル、ミルク等)をつけてあげてから乾かすとなお良いです。
細かく書くのはまた別の機会に追記しますが、
すでに剥がれてしまったキューティクルの代わりをしてくれるのはもちろんドライヤーの過剰な熱からも守ってくれます。
いつもお風呂から出たら乾かさないで寝てしまうと言う話も聞きます。
絶対に乾かしてから寝るようにし、ご自身で大切な髪の毛を傷つけてしまわないようにしましょう。
取説その②
②シャンプー、トリートメントにこだわる
皆さんは普段のシャンプー、トリートメントをどのようなものを使っていますか?
もちろん髪の状態に合った上質なものを使うことをお勧めします。
まずシャンプーについてですが、泡が立つ元、界面活性剤が必ず入っています。
それの種類や一緒に含まれている補修、保湿成分次第で
洗いながら補修してくれるものもあれば、熱を至近距離で当てているのと同じようにダメージさせているものもあります。
それなら湯シャンはどうなの?と言う意見もありますが私はお勧めしません。
世間一般では最初のブラッシング、お湯ですすぐ事で髪の汚れの70%は落ちると言われて有名ですが
この70%という数値に騙されないでください。
70%は髪に付着した埃や汗等で、のこりの30%が
ニオイの元となる皮脂やワックス等のスタイリング剤、排気ガスなどの化学物質です。
これは湯シャンだけでは落とすことができません。ツヤはあるけどなんか臭う髪なんて嫌ですよね。
髪にあった適正な洗浄成分、ケア成分を含むシャンプーを使うのがお勧めです。
次はトリートメントについてです。コンディショナーとの違いはまた次の機会に…
トリートメントは髪質に合ったものを選ぶことが大切ですが、、、
同じくらいトリートメントのつけ方が大切です。
正直な話、トリートメントは髪質に合わないものを選んだからといって傷むことはありません。
でも、つけ方が間違っていて「せっかく良いトリートメントを買ったのに効果がわからない」なんてことは避けたいですよね。
油分も強力すぎるものを使うことも過度なベタつき、ニオイの元となるのでお勧めできません。
信頼できる美容師さんと相談し、髪質にあったものを選びましょう。
美容師さんおすすめのものをサロンで購入すればその美容師さんへも貢献できます。
忙しくて買いに行けない方へおすすめサイト掲載しておきます。
取説その③
③熱処理に気をつける
髪の毛は【ケラチンタンパク】というタンパク質が構成成分の80%ほどを占めています。
タンパク質は熱を加えると固まる性質があります。(目玉焼きをイメージしてもらえるとわかりやすいです)
ドライヤー、ヘアアイロンの熱でも変性していきます。
【ドライヤー】は正しく使えば、美髪の味方ですが、乾かしすぎるとダメージにつながります。
毛先から乾かしてしまうと、根本を乾かすときに毛先の水分が抜けすぎてパサパサになってしまいます。
髪は必ず地肌から乾かすようにしましょう。
また、感覚的に95%くらい乾いたらそこでドライヤーは終わりにします。
なぜなら、そこから先は自然に水分が飛んでいくからです。
ドライヤーを正しく使って憧れのキレイな髪を手に入れましょう^^
また、お洒落なヘアデザインを作るのに欠かせないアイテム 【ヘアアイロン】についてですが、
ヘアアイロンを使用するときに意識してもらいたいのは「温度」と「時間」です。
最近のヘアアイロンは温度を調整できるものが多く、恐ろしいですが220℃まで熱くなるものもあります。
あなたはいつも何度でヘアアイロンを使用していますか?
焦げた肉や卵が生に戻らないのと同じで、髪も熱で焦げてしまうとどんなケアをしても意味がなくなってしまいます。
髪にかかる負担と、扱いやすさのバランスをとるとアイロンは130~140℃設定がオススメです。
取説その④
④UVケア
髪のUVケア、聞いたことあるでしょうか?
お客様の話を聞いていると、肌の日焼け止めは塗るけど髪は、、、という方が多いように思います。
髪に降り注ぐ紫外線量は肌の2~5倍ほどと言われています。
また、晴れの日でも曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。
【快晴の時に比べると、うす曇りの場合は約80~90%、くもりの場合は約60%、雨の場合は約30%の量になります。しかし、雲の間から太陽が出ている場合には、雲からの散乱光が加わるため快晴の時よりも多い紫外線が観測されることがあります。】
(※気象庁ホームページより引用)
雲があったとしても油断は禁物ということですね。
髪は肌と違って紫外線で色が変わったりはしないので意識が向きにくいのですが、
紫外線があたることで毛髪内部で活性酸素が発生し、それが髪のパサつきに繋がります。
また、紫外線にはヘアカラーの色素を分解してしまう効果も、、、
髪の紫外線予防アイテムとしてUVスプレーやUVカット効果のあるトリートメントオイルがお勧めです。
お肌と合わせて髪もUVケアしていきましょう!
ラスト!取説その⑤
⑤食べ物に気をつける。
当たり前ですが、体は全て栄養素からできています。
栄養素は体内で生成されるものもありますが、基本的に食べたものが体を作っていきます。
髪も肌もすべて食べたものから作られる ということです!
サラサラ、ツヤのある髪のために必要な栄養も存在するということです♪
巷ではワカメがいいという都市伝説的な話もありますが、ワカメだけでは髪に必要な栄養を満たすことはできません。
(もちろんワカメに含まれるミネラル類も大切です)
美髪を育てるオススメ栄養素はこちらです。
・タンパク質
一番大切。髪の原料です。髪の80%はケラチンタンパク質でできています。髪の基本成分であるケラチンのもとになる、上質のアミノ酸を含むタンパク質が多い食品(肉、魚、卵、大豆製品、牛乳、乳製品、カキなど)がお勧めです。
・亜鉛
体の中で新しい細胞を作り出すのに必要な栄養素。
・ビタミンE、A
血行をよくして抜け毛を防ぐビタミンE、Aを多く含む食品(にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜、玄米、胚芽米、小麦胚芽油、ごま、アーモンドなどナッツ類、紅花油など)
・ビタミンC
亜鉛の働きを補助してくれます。
・ビオチン
代謝を促進し、髪の成長を促します。
これらの具体的な食品リストを見ればわかるように、髪にいい食べ物といっても、普段の食事で食べにくいような特別な食品は全くありません。
どこでも簡単に手に入ります。
いろんな栄養素が影響しあって髪は作られています。
バランスの良い食事を摂ること。
また、不足している栄養素がある場合はサプリメントで摂取するのもオススメです。
髪や肌のためのサプリメントというものもありますし、栄養素単体のものを摂るのもいいでしょう。
ただし、たくさん摂取すればいいというものでもないので摂取量は適量に。 です^^
まとめ
今回。綺麗な髪を作るために大切なことを5項目お伝えしました。
これらをどれか1つでも良いので意識してもらうと、貴方の半年後の髪質はきっと何か変化が出ているはずです。
最初にも言いましたが、髪に少しの愛情と時間を費やしてあげること が大切です。
ぜひ試してみて下さい。